目白みちまち会定例会と子供ワークショップ
土曜日と日曜日は目白まちづくりクラブの活動をしました。
土曜日は埼玉大学教授の久保田尚先生を迎えて、道路の現状把握と、「わが国における生活道路の安全対策」といった題材で、講演をしていただきました。日本では生活道路における歩行者の交通死亡事故の割合が高いということ、サインハンプと呼ばれる車の減速対策のツールや社会実験による事例とその効果など、とても参考になる内容が満載でした。特に、一方通行などによる交通規制で車の通過数を減らすことによって、かえってスピードが出しやすくなるのという事。対策としての減速させるためのハンプやスラローム、シケインなどの道路の仕様対策などは、目白のケースには直接関係が有りそうです。
日曜日は子供ワークショップ。
目白小学校の子供たちと、学校北側の道路について考えるワークショップです。
まず、実際に道路を歩いてもらって、良い点悪い点をメモしてもらい、それをみんなで話し合って、どんな道路にしたいかを図や文字でまとめて発表しました。
子供たちからは、道路は恐いと感じているような発言が多く見られ、「3人ぐらい並んで歩ける歩道と車道を分けてほしい」「日当たりのよい明るい道路にしたい」「緑と花を植えたい」「道路の色をカラフルに」「道路にアスレチックを」「車を地下に人を地上に」などと、子供らしくも、かなり鋭い意見が聞かれました。また、現在建て替え予定の商業ビルの計画についても子供なりの意見を主張したりと、関心は高いようです。
これらは1/29に目白駅前のデサント地下で開かれるフォーラムで展示されます。